犬の学習速度やムーブへの理解度・定着は、犬の報酬への執着度によって結果に大きな違いが出てくる。
犬にとって報酬が魅力的であればあるほど、集中力が増し、結果求めているムーブが正確で、かつ短期間で教えることが出来るということである。

報酬を与えられたときの犬の満足度をあげるために、ハンドラーは報酬の選定(オヤツやオモチャ)をトレーニング前にしっかりとリサーチ(犬の鼻先にもっていき、犬が好きか否かを様子を見て判断しておく)することが重要。

具体的にいうと、オヤツの場合、一般的には「柔らかくて一口で食べられる大きさで、出来れば臭いのあるもの」が望ましい。
オモチャの場合、様々な種類を試して選び、どのように動かした方がその犬が興味を持つか、あらかじめ確認しておくのが大切である。
特にオモチャの好き嫌いは、個体差がかなり出る。ボーダーコリーなど作業犬種はタグトーイ(ハンドラーと引っ張って遊ぶオモチャ)が好きな可能性が高いが、愛玩犬種はその嗜好性が低い可能性がある。

オヤツもオモチャも犬の与え方によって、魅力度を上げることも下げることもできる。
犬の満足感が得られる与え方で報酬を出したいものである。
私は、犬の狩猟本能(口で獲物を捕らえる)を利用した「空中キャッチ」で報酬への魅力を倍加してトレーニング習熟度を高めることをお勧めしている。

オヤツの選び方と報酬の与え方については、下記You Tube動画にまとめてみたので、是非視聴ください♪↓
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