2020.7.27
内容が自己決定できるドッグダンスに必要なトレーニング
定型型のオビディエンス(服従)競技と違い、ドッグダンスは曲が変わるごとにムーブの内容や順番が変わってくるために、一つのムーブの犬の理解度がどの程度強固か、本当に犬が理解しているかを検証するトレーニングが必要となる。
ムーブA→B→Cの順番を次の曲でA→C→Bとしたら、BとCが出来なくなることもありえる。
前のコマンドからの組み合わせで覚えていたりすることが多いからだ。
よくある例では、「お手」→「おかわり」はできるが、「おかわり」の単独コマンドだけで正確に「おかわり」の手だけあげることができない犬がいる。トリックはコンビネーションで犬に理解されており、単体トリックでは理解されていないことが判明する。
FCIオビディエンス競技では1度、2度、3度とその定型規定内容が、きちんと初心者から上級者へとのステップであがっていけるように、あらかじめ計算された内容になっている。しかし、ドッグダンスはその内容自体を常に自分で構築しなければならない。
「自己裁量」となるため、ルーティンに選択したムーブと自分の犬の現在レベルが合えば最高のパーフォーマンスが生まれるが、
そうでない場合、つまり犬のレベルより求められるムーブの難易度が高すぎたり、逆に低すぎたりすると犬が混乱して意欲を無くしたり、いつまでたっても犬の技術レベルが上がらない結果となる。
よって、他の競技より「自分の犬のムーブに対する理解度」をチェックする作業が重要となってくる。
犬の理解度を測るには、検証したいムーブの前のムーブを変えて、組み合わせパターンを変えて何度か彼らの頭で誤解なく理解されていることを確認する作業が必要だ。
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