人間は自分たちの仕事アシスタントとして、牧羊犬など数々の犬種を作成したが、特定の本能を強化することによって、家庭犬として生活をともにするには不都合な面も出てくる。たとえば、ドライヤーや掃除機などの機械音への反応である。

我が家のトイプードルのオリオン他、歴代の犬たちは全く動じなかった掃除機の音に、2歳のボーダーコリーのメロディーは激しく反応する。羊を追う習性は、状況の些細な変化を敏感に読み取る能力が要求されるせいだろう。

脱感作(刺激にならすこと)と拮抗条件付け(苦手なことを良いことが起きる前触れであると学習させること)の2つの条件を使って克服するのが一般的な方法である。

しかしトレーニングの進歩状況を進めるには、「伏せ、マテ」などの我慢させるキューを、途中織り込むことが実は重要となってくる。

飼い主の指示で、本能にスイッチが入った状態から冷静になれるというのは、信頼関係の証。頼れるリーダーの指示には従うのが、犬の自然なルールだから。犬のストレス軽減トレーニングには重要なポイントと一つとなる。

#ドッグダンス #トリック #オビディエンス #メロディー #ドッグスクール #ボーダーコリー #二子玉川 #自由が丘 #二子新地 #田園調布