ドッグダンスやオビディエンスのトレーニングをしていて、なかなか犬に理解してもらえず、先に進めないときがあります。そんなとき、5W1Hに落とし込んで考えると、解決方法が見つかることがあります。

【トレーニングは。、、】
1 いつ(When) 犬のモチベーションの高い時間帯を選んでいるか? 例:食事前 静かなムーブと活動的なムーブの練習順番が犬の気分に合っているか?
2 どこで(Where) 成功しやすい環境でしているか? 例:家の中で成功していないムーブをいきなり、ハードな状況で練習しているか否か
3 誰が(Who) ハンドラー自身の精神状態 例:いつもと違う精神状態、たとえばイライラMAXの時で犬に接すると通常のハンドラーとは別人格に犬に映ることも。
4どうやって(How) 
◎ここは特に重要!! セミナーでいろいろなハンドリング方法や練習方法を取り入れても、犬の理解能力や習得状況、身体能力を無視した内容を教えても犬のモチベーションは下がるばかりです。
特に今までのトレーニング方針と違ったことを取り入れると犬は困惑します。

また基本訓練を入れないで、難易度の高いレベルのことを教えるのは、楽器の演奏練習にたとえると、初心者レベルの技術しかないのに難しい曲の演奏を強要するのと同じです。
5 なぜ?(Why) その練習をするのは、次のどういうステップに進むためかを考える。例:競技項目をそのまま練習しても効果がでない場合、練習内容を細分化してどうしてその内容が次のステップにつながるかを精査してから始める。
6 なにを?(What) 複数種類の競技やエクササイズをするときにそのムーブを教えることで別の競技の障害になることがあります。
例:服従訓練での項目「伏せ」とドッグダンスのお辞儀のポーズは犬に混乱しやすいと判断した場合、両方のムーブを同時期に教えないようにする。要は教える順番が効率的になるように、自分の犬に合ったトレーニング・プログラムを組むこと。

特に下記2つは、重要なチェックすべきポイントです。
①「そのトレーニング方法が自分の犬に適切か?」
(例:高い身体能力を必要な訓練を、そうでない犬にさせていないか?
②「そのトレーニング方法が現段階での犬の理解レベルに合っているか?」
(例:左右の脚側位置でハンドラーに寄り添う観念が無い犬に、ドッグダンス特有の別の様々なポジションを教える)
ハンドラーのトレーニング方法の選択力は、犬の理解をスムーズに進化させていくにあたり、必要な重要なスキルです。

#ドッグダンス #トリック #オビディエンス #ドッグスクール #トイプードル #ボーダーコリー #二子玉川 #自由が丘 #二子新地 #田園調布 #しつけ
#犬の問題行動 #ドッグトレーニング #競技会向けトレーニング